今日はアメリカ在住の頃の失敗談を。大学院の面接を受けるために、アメリカであちこちを飛行機で旅していた時の話です。
 
天気が荒れて、飛行機の出発時刻が各社とも大幅に乱れたことがありました。
 
私が乗る予定だった飛行機も出発時刻の見込みすら立たなくて、「しばらくここで待て」と言われた私。さほど急ぎでもなかったので、おとなしく出発予定のゲート前の椅子に座って待っていました。
 
1時間待ち、2時間待ち、それでも一向に出発する気配がない様子。
 
ふと気が付いてみたら、そのゲートの周りがやけに静かで、人の気配がなくなっていることに気が付きました。嫌な予感がして、カウンターに行ってみると、「ゲートは変更になった」とのこと。
 
え、もしかして私、置いて行かれちゃった?
 
慌てて変更されたゲートに行ってチケットを見せたら、キレイな白人のお姉さんがオニのような顔で「やっと来た!!!」と叫んで、すごい勢いで私の荷物をひったくって走り出しました。
 
そして、「何度も何度も呼び出しのアナウンスをしたのよ!どこにいたの!?」と聞かれ(怒鳴られ?)、
 
「ずっとそばに座ってたけど、そんなの聞こえなかった」と言うと、彼女は
 
「私たち、何度も『エイケーン・ハイノ』って呼んだのよ!あなたの名前でしょ!!!」と。
 
。。。ああ、なるほどね。Akane Hino(ヒノは私の旧姓です)は、そのまま英語で読むと、エイケーン・ハイノだね。。。
 
そして、確かに、それなら、聞こえていました。
 
何度も呼んでくれて、ありがとう。でも、自分のことだなんて夢にも思わないで聞いてたよ。。と言いたかったけど、そんなことを落ち着いて伝える間もなく、私は機内の座席に押し込まれました。
 
相当長いこと待たされたのでしょう。機内に入った時の、他のお客さんの視線が、それはそれは痛かったです。
 
ローマ字読みは日本だけのもの、というのを改めて認識した、ある意味、鮮烈な経験でした。