最近、Huluで「下町ロケット」を見ています。
放送時に見逃していたのですが、どうしても財前部長役の吉川晃司が見たかった私。
Huluで発見して以来、仕事の合間に繰り返し見ています。

ちなみにフクダの吉川晃司ファン歴は長く、女子高生だった頃からですので、もう30年以上になります。

それはさておき。「下町ロケット」の数々の名場面の中でも私が一番気に入っているのは、立川談春さん演じる佃製作所(主人公が社長を務める会社)の経理部長の一言。

帝国重工という大企業が佃製作所を審査する事になるのですが、「下請け」といって馬鹿にした振る舞いをし、事あるごとにあら探しをする帝国重工の社員に向かって経理部長はこう言い放ちます。

「何か勘違いされていませんか。
今回のテストは、帝国重工がうちを評価するだけじゃない。
うちもまた、帝国重工を評価しているんですよ。
もし帝国重工が正確な評価をすることができないような会社なら
そんなところと付き合うわけにはまいりません。」

ここから佃製作所の大逆転が始まる。。。という、ドラマの転換点になるセリフなのですが。。見るたびに、しびれます。

ここまでドラマチックではないかもしれませんが、これと似たような状況に私たちも時々出くわすと思いませんか。

どちらの立場になるかはそれぞれ違うと思いますが、例えば就職の面接とか、ビジネスの商談の時などに、

採用してもらいたい、取引をしてほしい。。。そういう思いがあると、知らず知らずのうちに「選んでもらう側」という意識になってしまったり

反対に、面接する側、買う側だと、「選んでやる側」という意識になっていたり。

本来は、面接やビジネスでは、立場は対等であるはずです。
自分の提供するものと、相手が求めるものとがマッチするかどうかを「相互に」見定める場。
片方が一方的に相手を評価して、合否を決めるものではありません。

どちらかが(または双方が)そこに変な上下関係のようなものを作ってしまうと、お互いにとって良い結果にならないという気がします。

以前、ある会社で面接を受けた時に、そういうことを感じたことがありました。

面接の日程を決める時も、「明日のx時に来てほしいんですが、どうですか」と一方的。
指定の時間に行ったのに、寒い玄関先で15分ほど立ったまま待たされ、
結果の連絡も、予定より大幅に遅れ、
勤務開始日を1週間早めてほしいと、これも一方的。

あちらの対応の端々に違和感を感じたので、丁重にご辞退させていただきましたが、もし私が若くて経験がなかったら、こういうものだと思って受け入れていたかもしれないなあ。。。

相手も自分を評価しているかもしれないけれど、こちらにも相手が自分に値するかどうかを見極める権利があるのだということを、自分自身が忘れてはいけませんよね。

ここ、しっかり認識しておくことが大事だと思います。