今日は、「脳」のお話です。

同じ物を見ているのに、人によって全然捉え方が違う。。そんなことがよくあると思います。

これは、脳による情報の取捨選択が関係しています。

人は、五感を通して、膨大な量の情報に常にさらされています。その量は、毎秒 4000億ビット。普通の本だと60万冊分に該当します。

でも、脳が処理できる量は、微々たるもの。毎秒2000ビットとも、200ビットともいわれています。

そこで脳はどうするかというと、自分にとって重要性が高いと思う情報を選んで、それだけを処理しているのです。つまり、どんな情報を取るかは、自分の脳にどんなアンテナが立っているかによって決まるとも言えますね。

ポジティブな情報をキャッチするアンテナが立っていれば、ポジティブな情報がたくさん入ってくるから、楽しい幸せな気持ちになる。
 
ネガティブな情報をキャッチするアンテナが立っていれば、ネガティブな情報がたくさん入ってくるから、暗い気持ちになる。
 
どちらを選ぶかは、その人の「脳」の選択ですが、脳の働きという点で考えると、ポジティブアンテナが立っている方が断然お得なのです。
 
なぜかというと、人間の脳というのは、ポジティブな状態、つまり「いい気分」でいる時の方が、よく働くから。
 
ハーバード大学の研究によると、「幸福感」を感じている時、そうでない時と比べて脳はそのパフォーマンスが高くなることが確認されています。脳が幸福感を感じている時は、ドーパミンやセロトニンといった脳内ホルモンが分泌されています。そして、それらのホルモンは気分を良くするだけでなく、脳の学習機能をつかさどる部分を活性化するのだそうです。
 
つまり、脳の働きを良くしたいと思ったら「幸せな気分」「いい気分」になるのが効果的ということ。
そのためには、自分の中にポジティブな情報をキャッチするアンテナを立てればよいのです。
 
ただし、それには少し練習が必要です。
なぜかというと、人間の脳は、放っておくとマイナスのことを探すようにできているからです。
 
太古の昔から、人間は自分にとって危険なことをあらかじめ察知することによって身を守り、生き延びてきました。つまり、本能的にマイナスのことを探してしまうのは、長い長い年月をかけて培われてきた脳の習性なのですね。
 
そんな脳にポジティブな情報をキャッチしてもらうためには、ポジティブなことを探す練習をしなければなりません。
今日は、そのためにできる簡単な方法を一つ、紹介します。
 
それは、一日にあった良いことを3つ、寝る前にリストアップすること。
 
大げさなことである必要はありません。
友達とおしゃべりして楽しかった、とか、夕ご飯のお味噌汁がおいしかった、とか、そういう日常の事でOKです。
 
1日にたった数分間、それを続けていくことで、あなたの脳はポジティブな情報を見つけることが上手になっていきます。
 
良かったら試してみてください。