アメリカで4年間を過ごした後に帰国した時、友達から「顔が違う」「アメリカ人ぽい顔になった」と言われたことがあります。
 
そういわれて、よくよく鏡を見たら、確かに顔の印象が違っていました。
 
英語を話して生活していると、英語を話す人の顔になる、ということもあるのかもしれません。
 
例えば同じ日本系でも、日系アメリカ人の人は、顔の感じが違って、はっきりとアメリカ人だなと分かりますよね。
 
英語の持つ母音、子音を発音するために使われる口や舌の筋肉は、日本語のそれとは異なります。
 
英語を、大きな声で、発音に気を配りながら音読してみると、いつもは使っていない口の周りの筋肉や舌を動かす筋肉にがつかれるのを感じると思います。
 
日常的に英語を話していたことで、英語を話す筋肉が鍛えられて、自然と顔つきにも変化が出たのでしょう。
 
さらに私の場合、それに拍車をかけたのは、英語で話す際に表情を良く動かしたということでした。英語力が乏しい分、何とか表情で意図を伝えようとしていたので、表情筋の運動量もかなり多かったと思われます。
 
先日もメラビアンの法則について書きましたが、感情を伝えるコミュニケーションで影響を与える割合は、
 
言語情報(話の内容、言葉そのものの意味)7%
聴覚情報(声の質・速さ・大きさ・口調など)38%
視覚情報(見た目・表情・しぐさ・視線など) 55% 
 
この結果を、「言葉が完璧でなくても、それを補うための手段はある」というふうにポジティブに捉えて、全身でコミュニケーションをとる、というくらいの気持ちでぐいぐい話をする方が、「完璧じゃないから話さない」よりも、結果的にずっと早く会話力が上がると私は思っています。