昨日のブログで予告した雪の中の大逆転ストーリー。

それは。。。。。?

「かさじぞう」 です。

ご存じの方も多いかと思いますが、「かさじぞう」はこんなお話です。

昔々、貧しいおじいさんとおばあさんがおりました。
ある年の瀬、おじいさんは雪の中、お正月のお餅を買うために、

わらで編んだカサを市場に売りに行きました。
でも誰も買ってくれません。。。

ここまでは、マッチ売りの少女と一緒です。

で、ここからが違うところです。

帰り道、道ばたのお地蔵さまが雪をかぶっているのを見て、
おじいさんは売り物のカサと自分の手ぬぐいをお地蔵さまにかぶせてあげました。

するとその夜中、おじいさんの家にお地蔵さまたちが
お餅やら野菜やら、正月の食べ物をどっさり運んできてくれました。。。というお話。

マッチを全部使いきったあげく、凍えて死んでしまった
マッチ売りの少女とはえらい違いです。

何が違ったのでしょうか?

おじいさんは、不特定多数の人に商品を売るのをやめて、
自分の商品を必要としている人(=雪をかぶって寒そうにしているお地蔵さまたち)に
ターゲットを絞って提供することにしたのです。それも無料で。

この時、お地蔵さまたちは、雪をかぶって寒いという
「問題」を解決する方法があるとは思ってもいなかったかもしれません。

でも、おじいさんにカサをかぶせてもらったら、こんなに良い解決策があったんだ!
という事に気がついた。

おじいさんは、お地蔵さまの「潜在的なニーズ」を見つけて、それを満たしたわけです。

さらにもう一つポイントがあります。

お地蔵さまは6人、カサは5つ。一つ足りませんでした。
で、おじいさんはどうしたか。

自分の手ぬぐいを外して最後のお地蔵さまにかぶせてあげたのです。

自分が持っているカサだけでは足りなかったので、ちょっと頑張って、
お地蔵さんたちを完全に満足させたというわけです。

相手の潜在ニーズを見つけて、その解決策を提示してあげること。

ちょっと無理をするくらいのサービスで、相手を完全に満足させること。

これによっておじいさんは、大きな利益を手に入れたのです。

子どもの音読でかさじぞうを聞きながら、ビジネスにも通じるお話だなあ
と思ったので取り上げてみました。

自分がしてもらって嬉しいことを人にもしてあげるという、
人として当たり前のことを地道にやることが

何事においても成功の秘訣なのかもしれません。