先日本屋さんに行ったとき、たまたま「英語」のコーナーを通りかかりました。
 
本棚のほぼ1列すべてを埋めつくす英語学習書のコーナー。直球ストレートの王道メソッドから、消える魔球系の「本当にこれで効果があるのか?」というものまで、すごい数の本が並んでいました。
 
その中には私も以前買ったことのある書籍がが数冊。懐かしく思いながら手に取ってみて、そういえば英語ができなかった頃の私は、参考書や問題集を最後までやり切るということが少なかった。。。ということも思い出しました。
 
1つの参考書で勉強を始めても、途中で「こっちの方が良さそう」と目移りして、他の本に手を出す。。。というのを延々と繰り返していたのですね。
 
私はTEDが好きで、よく色々な方のプレゼンを見ているのですが、心理学者のバリー・シュワルツ博士が「選択のパラドックス」というタイトルのTEDトークで、興味深いお話をされています。
 
選択肢が増えることは一般的に良いことだとされているけれど、その反面デメリットもある、というのです。
 
まず、満足度が低くなる。
 
どんなに良い選択をしたとしても、本当に自分の選択はベストだったのか、他にもっと良いものがあったのではないかという疑問が起こり、自分が選んだ物に完全に満足することができなくなる。。。
 
私のケースはまさにこれでした。良いものを選びたいという気持ちが強ければ強いほど、本当に今の参考書がベストなのか?という気持ちになるのです。
 
また、シュワルツ博士は、選択肢が多すぎると人は無力感を感じて選ぶこと自体を放棄してしまう率が高くなる、とも言っています。
 
英語の参考書を選びに行ったのに、たくさんありすぎてどれを選べばいいか分からなくて、買わずに帰ってきちゃった、ということもありそうですよね。
 
自分で選べるというのは嬉しいことではあるのですが、ある一定の基準を越えると「選ばされた」になって、負担感と不満足を生むのかもしれません。